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卵子提供を受けたことを将来子供に話した方がいいですか?

こんにちは、Cryocan Japanです。

 

卵子提供を伴う体外受精をサポートしている中で

 

患者様からよくいただくご質問に

 

将来子供に、卵子提供を受けて授かったのだと話した方がいいですか?

 

というものがあります。

 

本日はこのテーマについて

お話をしたいと思います。

 

話しても話さなくてもいい、という前提

卵子提供を受けたことを

話しても話さなくてもどちらでもいい、という

前提であることをまずは知っておいてください。

 

これは治療を受ける患者様

そしてカップルが決めることです。

  

話すべき、話さないべき、という考えではなくて

話しても話さなくてもいいけれど、

私はこういう理由でこちらを選ぶ

というスタンスで、ご自身でじっくり考えること

そしてパートナーがいらっしゃる場合には

パートナーと一緒にご検討されてから

ご家族にとってのベストな決断をとることがとても大切です。

 

話した方がいいと思う理由は何ですか?

卵子提供を受けたことを将来子供に話しますか

将来生まれてくるお子様に

卵子提供を受けた事実を話すという選択を

「話すべき」とか「話したい」と

思っていらっしゃるのなら

 

まずは「なぜそう思うのか」を

考えてみてください。

 

簡単なことではないですから

必要な時間をかけてじっくりと

考えることが大切です。

 

私は、生物学的な親ではない(もしくは生物学的な親が別にいる)ことを
子供は知っておくべきだから…

 

という理由で話すことを決断される方が
多くいらっしゃるのと同時に

「一生隠し続けるのは辛いから」という理由で

お話になる場合があります。

  


お子様が育っていく環境を考慮して、一番幸せな方法を最優先させる

卵子提供を受けたことを将来子供に話しますか

もしも上記のような理由で

話す、という選択をして

実際にお子様にも話をしたとしましょう。

 

しかし、お子様が育っていく環境(社会が)

「卵子提供に反対」という風潮だとしたら

どうでしょうか。

 

お子様はそのような環境の中で

幸せに暮らしていくことができるでしょうか。

 

卵子提供に対して理解がない環境で

その事実をお子様に伝えることが

お子様の幸せに影響してしまうことがあります。

 

このようなケースもありますから

「話さない」という決断は「隠し事」をしている訳ではなくて

生活をしていく環境を考慮し

お子様の幸せを最優先した結果

話さないことが話すことより

ポジティブなのではと考えている

という立派な選択であり決断であることを

まずは患者様ご本人が理解し納得していることが

とても大切です。

 


話さない、と決めたときにとても大切なこと

話さない、という決断をされたとき

とても大切なことが1つあります。

 

それは、ご両親以外のルートから

卵子提供の事実がお子様の耳に入ってしまう可能性を

完全にシャットアウトすることです。

 

患者様ご自身のご両親(お子様からみておじいさま、おばあさま)や

ご親戚そしてご友人には卵子提供を受けての妊娠だという話を

されていらっしゃる場合に

 

お子様には、卵子提供を受けたことは話さない、という

決断をした場合

 

ご両親ではなく、(ご家族であっても)

別の人から実は母親と血が繋がっていないという

事実を耳にすることは

お子様のアイデンティティや自己肯定感にも大きく関係することなので

特に注意が必要です。

 

周囲の方に、治療のことをお話される場合には

お子様には話をしない、という決断についても共有され

ケアをすることが大切です。


慌てて決めなくても大丈夫

卵子提供を受けたことを将来子供に話しますか

妊娠の願いを叶えるために

卵子提供を伴う治療を受けたい、とすでにご決断されているのなら

今すぐ、お子様に話をするかどうかを決めなくても問題ありません。

 

1つ、とても素敵なエピソードをご紹介します。

 

私が体外受精のコーディネーターとして

一番最初にサポートをさせていただいた患者様なのですが

彼女は、卵子提供を受けることに対して100%前向きで

将来生まれてくるお子様には、卵子提供を受けたことを

「絶対に話す」とおっしゃっていました。

 

治療後すぐに妊娠をされ

ご出産をされたのですが

ご出産の後にお会いする機会があったときに

とても素敵なことをおっしゃっていました。

 

前に、子供が生まれたら

絶対に治療したことを話すって思っていたのですけど

その必要がない、とわかりました。

だって、私が妊娠して大切に育てて

この子を産んだのですから。

紛れもなく「私の子」なのですよね。

 

と。

 

この患者様のように

妊娠期間中に、お母さんと赤ちゃんとの絆も

どんどん深まっていきます。

 

その中で「つながり」について

ご自身の中でも何か考え方が変わったり

思い込みを手放すこともできるかもしれません。


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